『あいス、アイますく、愛♡ますかれーど。』レポート

去る7/7は七夕の日、舞台衣装家の川口知美と、ダンサー・振付家の菅尾なぎさによる合同ワークショップ『あいス、アイますく、愛♡ますかれーど。』が行なわれました。
(告知文とフライヤー等はここをクリック)

▽前半は「アイマスク」という道具を「小さな衣装」と捉え、「自分を安心させながら見る人を楽しませる事」を意識しながら針と糸を使って手作りの作業。
素材の組み合わせの妙を楽しみながら、自己と他者、それぞれを意識した表裏一体の衣装が完成。
ちくちくぬいぬいしております

▽おやつ休憩では各自作ったアイマスクをして、視覚以外の感覚でアイスやケーキの味を当てっこ。
これが以外と難しい。 この間に少しアイマスクに慣れたかな?
あいすとろとろのけーきうまうま

▽後半は、仮面舞踏会(マスカレード)。
まずはアイマスクをして、心地よさや身体にかかる負担を感じながらストレッチ。
続いてにはたづみの空間全体を使い、ダンスを踊りました。
時に観る観られるの関係も行ないながら、手探りで空間を感じる為のポイントがうまく組み込まれた振りを、皆で踊ります。
そこで起こるハプニングが楽しい。
くるくるよちよち
すてきおどりこ


最後にみんなで記念撮影。
記念写真

「見えない」は見えるものにとって、ただ目を閉じれば簡単に手に入ります。しかし、「見たい時に見えない」という状態は、自分の意志とは別の作用が必要です。
アイマスクをして初めて踊りを踊った時に感じたのは、自分のコアへの集中力よりも、自分以外への意識の分散でした。
それを今回、楽しみながら経験する事ができました。

分からない を手放さず、その先にある透き通った自分に出会うには、このような体験を何度も行なう事が大事だと思います。
参加者が持ち帰った時間とアイマスクが、未来への広がりをもたらしますように。

(代表:かわぐち)

記録写真(Facebookアルバムにリンク):
<アイマスクづくりWS>(10photos)
<おやつ休憩>(10photos)
<アイマスクおどりWS>(32photos)
<集合写真>(4photos)

-----
最新の「あいス、アイますく、愛♡ますかれーど」レポートはこちら。
スピンオフだよ!『Let's 眼帯ちゃん!』(2013/06/02)

7/29(日)宮沢賢治の世界 ~ひとひみつ~




7/29(日)宮沢賢治の世界 ~ひとひみつ~


序  銀河鉄道の夜からの抜粋 ピアノとダンス的な表現

壱 双子の星と星めぐりの歌を題材としたダンス的な表現
 
弐 よだかの星を題材としたピアノと朗読とダンスによる音楽的な表現

参 やまなしを題材とした朗読とピアノとダンスによる朗読的表現


宮沢賢治作品に流れている色彩があるとしたらそれは「アオ」ではないだろうか。
それは、青い絵の具のように、そのもの自体が青色なのではなく、無色透明、しかし光の加減によりあおに見えるような、アオ。
例えて云うならば、海は青い。
だが、海を手に取ってすくってみた 指の間からこぼれ落ちるのは無色透明、というようなアオ。
月明かりが浮く夜空のあお。想いのアオ。悲しみのあお。
宮沢賢治は孤独だった。だが、彼は未来に対して希望を捨てたことはなかった。
「ほんとうのさいわい」を希求してやまなかった。

僕たちは、宮沢賢治という偉人と対峙するのではなく、賢治という友を得て、一つの舞台を模索する旅に出ました。
彼が到達出来なかった「ほんとうのさいわい」を見つける旅。

僕たちは、ダンスでも朗読でも音楽でもない所に到達したい。
言葉は踊りだし、踊りの気配に耳を澄ませ、音の映像を見せる。
そんな舞台が作りたい。

中村真 (プロデュース、ピアノ、作曲、演出、構成)
笠井晴子(ダンス、振り付け)
小泉やよい(朗読、歌)
緒方敏明(舞台美術、演出補佐)

16:00開演 投げ入れ制

JUNJUN SCIENCE 主催 Workshop Showing ”Physical Drawing”

JUNJUN MOVEMENT CLASS Creation Workshop

     Physical Drawing


 









作ることは教えられない。
しかし作る時間を共有する事はでできる。

 実際に作業の現場を体験する事でしか結局は受け渡せないのではないだろうか?
何をよりどころとして作っていくのか?どのような方法で?どの順番で?
実際に作っていく中でそれぞれの手法を確かなものに。


こんにちは。振付家のじゅんじゅんです。
ギャラリーにはたづみさんのご協力を得て、このたびクリエイションワークショップを開催することに なりました。
ひとつの「お題」を元にそれぞれにソロダンスを創作してもらいます。
テーマのとらえかたやイメージ の広げ方、そしてそれを掘り下げていく方法をゲスト講師もお招きしつつ実践していきます。
そして最後は人に見せる。美術のデッサンてあるでしょ?アレをダンスでやりましょうというのが趣旨。
題して『Physical Drawing』

期間中、にはたづみでのWSは随時見学可となっております。作業中の様子を是非是非のぞきにきて ください。もちろん、ショウイングも。
出来上がったものよりプロセスそのものを提供できないかとの思いから、作業過程も含めてみせてい こうと思います。
みなさまのご来場お待ちしております。野次馬大歓迎。            






日程:7/21(SAT) 13-17 イントロダクション (会場:SPACE潦)    
             22(SUN)13-17 ワークショップ    (会場:南千住ふれあい館 多目的室)    
             28(SAT) 13-17 ワークショップ   (会場:SPACE潦)   
          8/ 4(SAT)  13-17 ワークショップ   (会場:東日暮里3丁目ひろば館 多目的室)    
             10(FRI)  18-22 ワークショップ      (会場:SPACE潦)    
             18(SAT) 13-17 ワークショップ   (会場:東日暮里3丁目ひろば館 多目的室)    
             24(FRI ) 18-22 ゲネプロ       (会場:SPACE潦)    
             25(SAT) 18-22  ショウイング      (会場:SPACE潦)  


講師:じゅんじゅん  ゲスト講師/ショウイングゲスト:寺内 亜矢子


チケット:3,000円(フード・ドリンク代込み)   
               当日入場時にお支払いください。  


会場:SPACE潦 東 京都中央区銀座7-12-7 髙松建設ビル1F    
          http://space-niwatazumi.blogspot.jp/


お問い合わせ:junjun_class@yahoo.co.jp  


主催:JUNJUN  SCIENCE
          http://www.junjunscience.com/

ボランティアスタッフ募集のお知らせ



space潦では、space潦で行われる企画や運営に関するお手伝いをしていただけるボランティアスタッフを募集しております。


音楽や芸術が好きで、それがある空間が好きな方。
そういった空間を作る事に興味がある方。
space潦の理念に賛同し一緒に理想の芸術発信の場所を作っていこうという気持ちのある方。


年齢性別は問いません。
ご応募お待ちしております。


ご応募・お問い合わせは
space.niwatazumi@gmail.com
まで。